事務所ブログ
2018.05.02
こんにちは、相模大野法律事務所の弁護士の小谷です。
昨年10月に、職業体験として、中学2年生の受け入れを3日間行い、刑事事件の傍聴、お客様のご了解を得た上での相談の同席、事務仕事等を行いました。
後日感想をいただきましたので、遅くなりましたが、掲載いたします。なお、一部改変しています。
職業体験感想文
平成29年10月24日
拝啓 秀麗の候、皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、十月十八、十九、二十日は、大変お忙しい中、職業体験をさせて頂き誠に有難うございました。
僕は、三日間の職業体験で、特に四つのことが印象に残りました。
一つ目は、事務仕事が非常に多かったことです。郵便の受信や送信の記入や、書類の作成、通帳のコピーなどをさせて頂きましたが、どれも大切な証拠になるため、事務は大変でも、重要な仕事だと教わりました。
二つ目は、相談を見せて頂いたときのことです。一回目の相談にいらした方は、話の内容が分からないところもありましたが、相談の大変さを感じました。しかし、二回目の相談にいらした方の話は既にまとまっていて、スムーズに進んだので、少し驚きました。二回とも、貴重な体験をさせて頂きました。
三つ目は、実際の裁判を見に行ったときのことです。裁判の傍聴は、今回が人生の中で初めてでした。僕の裁判のイメージは、被告と原告の弁護士が証拠を並べて互いを厳しく追及し合うものでしたが、今回は、被告人質問だったので、イメージとは少し違いました。しかし、とても良い経験だったと思います。被告人質問以外も見てみたいです。
四つ目は、現地調査についてです。移動が大変そうだったことと、電気使用量のメーターを確認することに驚きました。相手と話すことも精神的に辛いだろうなと思いました。
今回の体験を通して、弁護士の仕事を知ることができ、将来の選択肢を増やすことができたと思います。他の職業についても学び、将来に向けて頑張っていきたいです。 皆様もお身体に気を付けてお過ごしください。本当に有難うございました。
敬具
相模大野法律事務所では、平成24年頃より、中学生、高校生の職業体験の受け入れを行っており、裁判傍聴、法律相談の同席、法律事務補助等を行っております。 生徒の職業体験の受入先をお探しの先生方、将来弁護士、裁判官、検察官になりたい、弁護士ってどんな仕事をするんだろう?等法律職に関心のある生徒様はぜひお問い合わせ下さい。
なお、職業体験の際は守秘義務を負いますこと、ご了承下さい。
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